6月もあっという間に下旬となりました。
今年の東京の梅雨は、雨がドバーッと降る日と晴れて暑い日が繰り返している感じです。
このまま、少しづつ夏になっていくのでしょうね。
今の時期は、人間には湿気が高くて不快だったりしますが、植物にとってはいい気候のようで、お花屋さんにはすごい種類の草花が溢れかえっています。
そんな多くの花の中、紫色の花が素敵に見えたので、同系色で花を選んでみました。
一番大きい花はトルコ桔梗。夏の暑い時期でも丈夫に咲くこの花は、生け花ではかなりお馴染みの花です。その名からトルコ原産かと思いきや、アメリカのテキサス州の原産だそう。トルコ桔梗と呼ばれる由来には諸説あるそうです。
トルコ桔梗の横に白く見えるのは、スプレーカーネーション。超ミニサイズです。花の形は確かにカーネーションなのですが、花姿はかなり違った印象です。
その周りをふわっと囲む細かい花は、スターチスの園芸種でブルーファンタジアという品種だそう。香りもあってとても涼しげです。